3．11～私は、忘れない・・・～

　あの、未曾有の大災害から、今日で一年になりました・・・。
　私としては、「まだ」とも、「もう」とも言い難い、複雑な心境です・・・。


　一年前、片思いだった方の命日だという事もあり、何となくのばしていた家の事を予約して、家にいました・・・。
　そして、被災・・・。愛猫を抱えて外に飛び出し、何とか怪我もなく無事に難を逃れました・・・。

　会社に行き、少し落ち着いてから、「もし、仕事をしていたら・・・」と考え、ぞっとしました・・・。
　私の仕事は、型枠を使用せずに打設したコンクリートの板を成形して出荷する工場。そこで、製品に金物を取り付ける作業をしています・・・。
　休み明け、仕事に行って現場を見て、よく、死者はおろか、怪我人が出なかったな・・・と思う惨状でした・・・。
　そう、もしも、崩れてくる製品の近くにいたら、私は、ひとたまりもなかったでしょう・・・。例え、即死でなくても、電気が通らない以上、製品をどかす事が出来ず、ただ、死を待つばかりだったはず・・・。

　そう思った時、私は本当に、守られているんだな、と思いました・・・。

　このころ、ラジオから流れてきた、ゆずの「Hey和！」と、斉藤優さんの「福笑い」にすごく励まされました・・・。
　特に、「たぶん、世界の共通言語は、英語じゃなくて笑顔だと思う」という言葉に、涙が溢れて止まらなくなりました・・・。

　いつか、世界中の誰もが、心から笑って過ごせる日が訪れますように・・・。

コメント 1

どうも、結構遅れてのコメントですが、あの震災は日本だけでなく世界規模で被害を出したと言っても過言では無いです、少なくとも戦後最大の自然災害である事は間違いないと思います。

あの日は、仕事の都合で単身赴任していた父の宿舎に卒業式帰りに寄っていたのですが、都庁をはじめとする大型のビルがまるで、コンニャクの様にゆらゆら動いていてぞっとしましたね。

父の安否を気にして、場所もわからないのに新宿銃を歩き回って人の渋滞に巻き込まれて、毎分数メートルしか進めなかった記憶があります。

少しでも早く立ち直り、またこの国の活力が戻る事を祈っております。
by HUNT (2012-03-18 22:10)